【和訳・解説】 "meet the grahams" - Kendrick lamar
- T.Y
- 2024年5月12日
- 読了時間: 13分
更新日:2024年5月27日
by agokun

現在話題沸騰中のKendrick LamarとDrakeのビーフの中で生み出された曲のうち、
"like that", "euphoria", "6:16 in LA"につぐ4つ目の曲である"meet the grahams"の和訳、解説を紹介したいと思います。
本題に入る前に、実にThe AlchemistらしいおどろおどろしさでKendrickの持つ冷徹さをよく表しているビートに関しての所見を載せておきます。興味がある人ぜひご覧ください。
ビートについて
ビートはピアノの旋律の単調なチョップによって形成されており、Kendrickが語り掛ける人物が変わるごとに畳みかけるようなフレーズが挿入されることが特徴的です。
最初は何かのサンプルかと思いましたが、どうやらThe Alchemistのオリジナルであるようです。(Who sampledで見つからないのでおそらくそうです)
では早速和訳に入っていきましょう。
大体の和訳メディア同様Geniusを参考にしているので自分で読む方が速いという方はそちらをご覧になってください。
(Geniusという集合知を利用しない手はないですからね汗)
[Verse 1]
Dear Adonis
I'm sorry that that men is your father, let me be honest
It takes a man to be a man, your dad is not responsive
[和訳]
Adonisへ、正直に言ってあいつが父親だってことを気の毒に思うよ
男になるには男がそばにいなきゃいけないのに父さんは無責任だよな
[解説]
Adonis grahamはDrakeの公認を受けた息子で、母親はSophie Brussauxというポルノスターです。
DrakeははじめAdonisの存在を世間には公表していませんでしたが、2018年にPusha Tがビーフの一環として発表した"The story of Adidon"という曲のなかで存在が示唆されました。(Jay Zの"The story of OJ"をもじった形になっています)

Kendrickはこの曲だけでなくビーフの中で一貫してDrakeの父性の欠如を問題として挙げています。
このVerseは葛藤を抱えていくであろうAdonisにむけたアドバイスという意味合いを一つ持っているといえるでしょう。
(男ではなく”漢”と訳した方がよかったかもしれません。)
I look at him and wish your grandpa woulda wore a condom
I'm sorry that you gotta grow up and then stand behind him
Life is hard, I know, the challenge is always gon' beat us home
[和訳]
やつを見ると君のじいちゃんがちゃんと避妊してればなと思うんだ(なんてこと!)
君が成長してやつの後ろに立つであろうことが残念だよ
わかってるよ、人生は厳しい。困難はいつも俺らより先に家についてるんだ
[解説]
この曲の印象深いパンチラインの一つ目が出てきました。海外のリアクターたちもここでは相当食らっていましたね。
わかっていたことですがKendrickはこれを商業的なビーフとしてとらえているということはもちろんなく、Drakeを手段を選ばず消し去りたいと思っていることがよくわかるラインになっています。
beat 代名詞 homeは誰々より先に家についているという意味があります。どれだけ準備してもダメな時はダメだもんね。
Sometimes our parents make mistakes that affect us until we grown
Hey, you're a good kid that need good leadership
Let me be your mentor since your daddy don't teach you shit
[和訳]
親っていうのは子が育つまで付きまとうような失敗をするもんだよな
君はいい子なんだよ、ただいいリーダーシップが必要だ
君の父さんはなんにも教えてくれやしないから俺にメンターにならせてくれないか
[解説]
ここは割と文字通りの意味合いなのですが、面白い箇所が何個か見て取れます。
Adonisに対して敵意はないことを"good kid"と表現していますがこれはKendrickのメジャーデビューアルバムである"good kid, m.A.A.d city"を連想させます。(名盤ですね!)
また最初のラインではちょっとした同情のようなものが読み取れますが、これはKendrick自身も親の影響を受けて過ちを犯した過去があるからなんでしょう。
Never let a man piss on your leg, son
Either you die right there or pop that man in the head, son
Never fall in the escort business, that’s bad religion
[和訳]
足に小便かけられて黙ってなんかいるなよ、
そこですぐに死を選ぶかそいつの頭に一発かますぐらいの気でいろよ、
エスコートビジネスには気をつけろ、悪い宗教みたいなもんだからな
Please remember, you could be a bitch even if you got bitches
Never code-switch, whether right or wrong, you’re a Black man
Even if it don't benefit your goals, do some push-ups, get some discipline
[和訳]
覚えておいてくれ、例え女を侍らせていたとしてもbitchになりうるんだよ
コードスイッチはするんじゃない、それが正しくても間違っていても君は黒人なんだ
目標に役立たないとしても、腕立て伏せをして規律を身に着けないとな
[解説]
ここでの"bitch"は二つの意味で使われています。
一つには軽い女といったような意味、そして情けないやつといった侮辱の意味です。
"code-switch"は相手に合わせてしゃべり方を変えるという意味の言葉ですが、これは再三触れられているようにDrakeが様々な方言を習得してうまく立ち回っていることに対する批判でしょう。
ただ、KendrickはAdonisが黒人であると断言し、自分なりの規律を作り上げるように諭しています。Adonisは黒人の血を継いでいますが、見た目はかなり白人よりです。そんな中でもKendrickはその血を誇りに思い、コードスイッチをすることなく振る舞うべきだとしています。腕立てふせや規律の形成はそこに対して浴びせられるであろう批判や疑問の目に立ち向かっていくための準備として必要になるのでしょう。
(もちろんDrakeの"push ups"に対するアンサーでもありますよ!)
Don't cut them corners like your daddy did, fuck what Ozempic did
Don't pay to play with them Brazilians, get a gym membership
Understand, no throwin' rocks and hidin' hands, that's law
[和訳]
父さんみたいに手を抜くんじゃないぞ、オゼンピックはクソくらえだ
ブラジル人とつるむために金を使うな、ジムの会員になるんだ
理解してくれよ、石を投げて手を隠すようなことはしちゃだめだ、そう決まっているんだ
[解説]
Ozempicは薬の名前で、meet the grahamsのサムネイルの画像のピルケースにはこれが入っているとされています。ピルケースの上部にある黄色い紙片はAubrey Graham(Drakeのことです)の処方箋であり、Drakeが継続的にOzempicの処方を受けていることを示唆しています。(というかこの写真はどこの誰のリークなんでしょうか汗)
Ozempicにはダイエット効果があり、どうやらDrakeはこれを使って体系を維持しているようですね。"push ups"という曲を出していることを考えるとDrakeにとっては耳の痛い話かもしれません。
Braziliansという言葉には2つの意味が内包されています。まず、DrakeはBBL(Brazilian butt lift)という美容整形の手術を受けたとされています。日本語にすると”ブラジルのケツ持ち上げ”でありなんとなくどんな手術か想像できますよね(´∀`(⊃*⊂)。それと、もう一つは文字通りブラジルで遊ぶのは危険が伴うということです。
このBBLに関して、このビーフの一端を担っているMetro Boominがプロデュースした"BBL Drizzy"というビートが存在します。MetroはXでこれをフリーで公開すると宣言し、現在、様々なラッパーたちがBBL Drizzy FreestyleとしてDrakeへのDissを発表するムーブメントが形成されています。(これはビートのもとになったトラックです)
長々とDrakeの肉体改造についての批判を解説してきましたが、ここで最も重要なのは"throwin ' rocks and hidin' hands"の部分です。直訳すると石を投げて手を隠すという意味になるのですが、これは相手を攻撃するくせにその責任からは逃げようとするということを示唆しています。これは"like that"で問題意識として提示したsneak dissを批判しているといえます。(名前を出さずにdissをほのめかすようなやり方のことです)
Don't be ashamed 'bout who you wit', that's how he treat your moms
Don't have a kid to hide a kid to hide again, be sure
Five percent will comprehend, but ninety-five is lost
[和訳]
「一緒にいる人」について恥ずかしがるんじゃない、奴は母さんをそう扱ったんだ
また子供を隠すために子供を作るんじゃないぞ、覚えておけよ
5%は理解するだろうが、あとの95%は失うことになる
[解説]
'who you wit'はAdonisの母親であるSophie Brussauxのことで、彼女がポルノスターであったためにDrakeが関係の公表を避けた過去について言及しています。
hide againという部分がちょっと意味深長ですが、この伏線は後で回収されることになるのでお楽しみに!
問題は、この5%, 95%が何を意味しているかです。
これはイスラム系の思想に由来しています。イスラム思想家のWallece. F. Muhammadは、Nation of Islamというイスラム思想集団を率い、人々を5%, 10%, 85%に分割しました。10%および85%の人々は神の存在が超越¥的な存在であるとしか考えず、その裏にある因果関係を見ようとしないのに対し、5%の人々は神の真理を正しく理解しているとしたのです。そこから分化した黒人のイスラムコミュニティであるFive percent nationは、この5%の人々を自由と正義を広める黒人だとし、彼らに神性を見出しました。(なんか新興宗教のホームページみたいになってしまいました)
KendrickはAdonisが黒人として生きていくことの意味を見出すことを期待しているようです。
Be proud of who you are, your strength come from within
Lotta superstars that's real, but your daddy ain't one of them
And you nothing like him, you'll carry yourself as king
Can't understand me right now, just play this when you eighteen
[和訳]
自分が何者であるかに誇りを持て。君の強さは内からくるんだ
リアルなスーパースターはたくさんいるけれど、君の父さんは違う
そして君は父さんとは違う、王様みたいに振る舞っていくんだよ
今俺のことが理解できないなら、18歳になってからこの曲を聞いてくれ
[解説]
Kendrickが黒人の強さについて言及していますが、"To pimp a butterfly"の"King Kunta"のhookでヤム芋を用いて黒人の力強さを表現していたことを思い出しました。
この部分でKendrickは、自分の姿勢が黒人純潔至上主義ではないということを明確に示しています。(ここ大事です!)
Kendrickは単にDrakeが黒人と白人のミックスであるから批判しているわけではないのです。彼のどっちつかずで軸のない姿勢に対して批判をしており、決して混血の黒人にルーツを持つ人たちがその誇りを持ってはいけないなどとは考えていないわけですネ。
最後の部分はVerse1の締めとだけあって痛快なことをいってますね( ̄▽ ̄)
Adonisが18歳になってmeet the grahams - reactionを投稿するのが楽しみです!
[Verse 2]
Dear Sandra
Your son got some habits, I hope you don't undermine them
Especially with all the girls that's hurt inside this climate
You a woman, so you know how it feels to be in alignment
With emotion, hopin' a man can see you and not be blinded
[和訳]
Sandraへ、
息子さんはいくつか悪癖を持っている。あなたがそれらを貶めないことを望むよ
特にこの状況の中で苦しんでいるすべての女の子たちをね、
あなたは女性だから、列のなかにいることがどんな感じかわかるでしょう
心から、奴があなたをちゃんと見て盲目にならないことを願っているよ
[解説]
Verse1はDrakeの息子のAdonisに向けたものでしたが、この部分は母親であるSandi grahamに向けたものであるようです。
苦しんでいる、というのはDrakeが女性に対して敬意を持たず、蔑ろにするような態度をとっていることを言っていると思います。(Drakeが奔放な性生活を謳歌しているであろうことは容易に想像できますネ)ここでwomenではなくgirlsといっていることにも注目するべきかもしれません。KendrickはSandiに対して、息子を庇ったりすることなく息子の悪癖の被害者にきちんと目を向けることを要求しています。
"be in alingnment"はダブルミーニングとなっています。
be in alingnment withは”一致する”といった意味のイディオム
alignmentは列という意味であるので、文字通り敬意のある扱いを受けず、ただ「女性」として同質化されているということ
この二つが考えられます。
a manというのはDrakeのことであると考えられますが、Kendrickは二人の関係が円満であることを望んでいるというよりかは親子の関係が希薄なものであることを皮肉っていると考える方が自然かもしれません。
Dear Dennis, you gave birth to a master manipulator
Even usin' you to prove who he is is a huge favor
I think you should ask for more paper, and more paper
And more, uh, more paper
[和訳]
Dennisへ、
あんたはmaster manipulatorに生を授けた
奴は自分に好意を向けさせるためにあんたを利用しさえするんだ
俺はあんたはもっと、もっともっと金を要求するべきだと思う
[解説]
Dennis GrahamはDrakeの父親です。"meet the grahams"(グラハム一家に会おう)の題名の通り、Kendrickは家族みんなを相手取る気のようです...
manipulatorは他人を操ることに長けた人、という意味でDrakeが狡猾で嘘つきな人間であることを言っています。Drakeは父親の酷いエピソードを自身の曲のなかで公開しましたが、Dennisはそんなことはしていないと主張し続けています。(これはどっちが本当かはわかりませんが)
「利用している」とはどういうことでしょうか。Drakeは黒人と白人のミックスであり、常に矛盾する要素を抱えています。しかし、Hiphopというジャンルについては力強い黒人のイメージが有利になるものであり、Drakeは黒人として認められるためにDennisを利用したとKendrickは批判しています。(Dennisは黒人です)
more paperのフレーズが繰り返される部分はとてもKendrickらしい響きとなっています。DrakeがHiphopで成り上がれたのはDennisの血によるものが大きいんだからもっとがめつくなってもいいんじゃないか?ということですね。
I'm blamin' you for all his gamblin' addictions
Psychopath intuition, the man that like to play victim
You raised a horrible fuckin' person, the nerve of you, Dennis
[和訳]
あんたには奴のギャンブル中毒の全部の責任があると思う
サイコパスの直感だ、あいつは犠牲者ぶるのが好きなんだ
あんたは本当に最低の人間を育てたんだよ、なんてこった、Dennis
[解説]
Sandiの時とは違ってDennisのことは明確に責めている感じがしますね。
Drakeは事実ギャンブルに多くのお金を費やしており、それは父親のDennisも同じであったようです。
https://www.casino.org/blog/drakes-latest-bets/
(Drakeがスポーツベットに10億円以上費やしたとする記事です)
被害者のように振る舞い悲劇のヒロインを演じることはサイコパスの好む行動様式だとされています。Drakeは"push ups"の中で、1対20か?みたいなことを言っていたのですが、もとはといえば彼が継続的に行ってきたsneak dissが引き金となっているのですから、それはおかしいだろうということです。
最後は文字通りです。KendrickはDrakeがこんな人間になってしまったことはDennisによるところが大きいと感じているみたいですね。
(horrible fuckin' personってのはちょっと言いすぎな気もしますが...)
Sandra, sit down, what I'm about to say is heavy, now listen
Mm-mm, your son's a sick man with sick thoughts, I think n***as like him should die
Him and Weinstein should get fucked up in a cell for the rest they life
He hates Black women, hypersexualizes 'em with kinks of a nympho fetish
[和訳]
Sandraよ、腰を下ろしてくれ、今からキツいこというから聞いてくれよ
んー、あなたの息子さんは病んだ考えを持った病んだ人間ですね、みんなあいつは死ぬべきだって思っているよ
あいつとWeinsteinは人生の残りを監房でぼこぼこにされて過ごすべきなんだ
奴は黒人女性が嫌いで、異常な性癖と性欲で彼女たちをめちゃくちゃにするんだ
[解説]
だいぶ感情的な表現が増えてきましたね。(-_-;)
わざわざSandiに呼び掛けてから始めるところが恐ろしいです。

死ぬべきだなんて相当ムカついてないということないですから、いかにKendrickがこのビーフに本気でいかにDrakeを憎んでいるかがわかります。
Weinsteinというのは映画監督のハーヴェイ・ワインスタインのことで、彼は出演した女優たちへのセクシュアルハラスメントを告発されました。"Me too"運動の発端になった人物ですね。彼は実際に裁判にかけられ、禁固刑を食らいました。そんなワインスタインとDrakeを同じ性犯罪者としてカテゴライズしているということですネ。
性犯罪者は刑務所のなかでも最も軽蔑される犯罪者となっていて、実際暴力を受けることも正当化されているみたいです。
最後の部分はDrakeにここではいえないような変態行為をされたと黒人女性が告発した過去がもとになっています。前のラインにもあったようにDrakeは女性をリスペクトしておらず自分の性欲を解消するための道具として使っているとして批判しています。
Grew facial hair because he understood bein' a beard just fit him better
He got sex offenders on ho-VO that he keep on a monthly allowance
A child should never be compromised and he keepin' his child around them
[和訳]
顔の毛をのばすのは自分があごひげになるほうが合っているとわかったからだ
OVOには奴が月のお小遣いを上げ続けている性犯罪者がいるんだ
子供は危険にさらされるべきではない、だが奴は自分の子をやつらの周りにいさせている
[解説]
Drakeは確かにあごひげをはやしていることが多いです。しかし、ここでのbeardは単にひげのことを言っているのではありません。beardというスラングは、同性愛者や不貞行為を働いている人々が、そういった事実を隠すためのスケープゴートとして連れ添うパートナーのことを言います。
後のラインと総合して考えると、OVO(Drakeが作ったレーベルです)内部での不穏な動きを見えなくするために表立って行動している、という意味合いになるでしょうか。OVOに所属する人間には性犯罪者が紛れ込んでおり、Drakeはそこから何らかの利益を得ているであろうことがここから想像できますネ。
Adonisは"My Man Freestyle"という曲に参加しましたが、その中でOVOのアーティストたちと関わることもあったかもしれません。
And we gotta raise our daughters knowin' there's predators like him lurkin'
Fuck a rap battle, he should die so all of these women can live with a purpose
I been in this industry twelve years, I'ma tell y'all one lil' secret
[和訳]
そして俺たちはあいつみたいな捕食者が潜んでいるということを知りながら娘を育てていくんだよ
ラップバトルなんてクソくらえだ、奴はこうした女性たちがちゃんと目的をもって生きていけるように死ぬべきなんだ
俺はこの業界に12年いる、一つちょっとした秘密を教えてやるよ
[解説]
"predators"というのは小児性愛者に使われることが多い言葉です。KendrickはここでDrakeの未成年とのつながりを示唆しているようです。Kendrick自身にも娘がいますから、"our daughters"という言い方をしているんでしょうね。(最新アルバムのジャケットにも写っています)
BBCがジャニー喜多川氏の性加害問題について取り上げたときも、”Japan’s J-pop predator - exposed for abuse but still revered”というタイトルでした。
そしてDrakeが死ぬべきだ、という考えはラップバトル(このbeefのこと)の最中だからというわけではなく、これ以上Drakeの冷酷かつ異常なDrakeの性行動によって苦しむ人たちを減らすために必要なことだという態度をとっています。
lil' secretとはなんなのでしょうか、早速見ていきましょう!
It's some weird shit goin' on and some of these artists be here to police it
They be streamlinin' victims all inside of they home and callin' 'em tender
Then leak videos of themselves to further push their agendas
To any woman that be playin' his music, know that you're playin' your sister
[和訳]
なにか得体のしれないことが起こっていて、アーティストたちが取り締まってる
奴らは自分の家で犠牲者たちを合理的に捌いて、優しく呼びかけるんだ
自分たちの議題を推し進めるためにビデオをリークさせて
奴の曲をかけているすべての女たち、それは自分の妹と遊んでることになるんだよ
[解説]
"weird shit"が起こっていて"these artists"が取り締まっているとのことですが、ここではOVOに所属するアーティストと考えるのが自然でしょう。
Kendrickは以前のラインでもOVO内で性犯罪が常習的に行われているという指摘をしていましたが、組織的な犯行があることをほのめかしているようです。
"callin' 'em tender"の部分では、tenderと言っているのか、それともTinderと言っているのかで議論があります。
tenderであった場合は、優しく、柔らかくという意味があるので被害者の女性たちに優しく寄り添うような態度をとって内部情報の流出を防いでいると考えられます。また、tenderには「通貨」という意味合いもあるので、仲間内で女性を取引の材料として扱っているという指摘でもあるのかもしれません。
Tinderだった場合は単純にTinderを通して女性を集めているという意味になりますネ。(そんな表立った方法をとるかわかりませんが。)
Drakeのリーク動画で有名なものとして部屋で自分のイチモツを撮影しているものがありますが、そうした動画もその裏にある組織的犯行から目をそらさせるための施策であると主張しています。(気になる人は調べてみてください(-_-;))
ここでのsisterは妹、ととるのがよいと思います。Drakeの曲を好きでかけるという行為は、未成年への性犯罪を助長しているのと同じであると厳しい言葉をかけています。
Or better, you're sellin' your niece, to the weirdos, not the good ones
Katt Williams said, "Get you the truth," so I'ma get mines
The Embassy 'bout to get raided, too, it's only a matter of time
[和訳]
もっと言えば、お前らは姪っこをいい奴らじゃなく、気色の悪い連中に差し出してるんだよ
Katt Williamsは「真実をつかめ」と言った、だから俺も自分のを手に入れるよ
大使館も襲撃されるだろうな、ただ時間の問題ってだけだ
[解説]
Ayy, LeBron, keep the family away, hey, Curry, keep the family away
To anybody that embody the love for they kids, keep the family away
They lookin' at you too if you standin' by him, keep the family away
I'm lookin' to shoot through any pervert that lives, keep the family safe
[和訳]
レブロン、家族を遠ざけろ、カリーもそうするんだ
自分の子供に愛情を注いでいるすべての人よ、家族を遠ざけるんだ
奴のそばにいるならお前だって見られてるんだ、家族を遠ざけろよ
この世にいる変態どもを全員撃ち殺してやる、家族を守るために
[解説]
レブロンジェームズ、ステフィンカリーはどちらも超が付くほど有名なNBA選手であり、Drakeと親交があるといわれています。
(DrakeとTravis scottの"Sicko mode"のパフォーマンスにレブロンジェームスが参加している動画です。)
"keep the family away"は印象的なフレーズで、意味も単純です。Drakeは周りの人間の家族(特に若い女の子ですね)に常に注意を向けており、手を出す危険性がある、もしくはすでに手を出した過去があるので近づかないのが得策だということですね。
[Verse 3]
Dear baby girl
I'm sorry that your father not active inside your world
He don't commit to much but his music, yeah, that's for sure
He a narcissist, misogynist, livin' inside his songs
[和訳]
baby girlへ、
君の世界にお父さんがいないことを申し訳なく思うよ、
奴は音楽だけに夢中になっていたんだ、本当だよ
奴はナルシストでありミソジニスト、曲の中に生きている
[解説]
baby girlという言葉が出てきましたが、Adonisは男の子です。ではこれは誰に向けたメッセージなのでしょうか?
ここでKendrickはDrakeのさらなる隠し子の存在をほのめかしています。
Drakeは音楽のキャリアだけを追い求め、自分の子供と向き合うことをしてきませんでした。Adonisという前例がいることを考えると、説得力があると言わざるを得ません。
Try destroy families rather than takin' care of his own
Should be teachin' you time tables or watchin' 'Frozen' with you
Or at your eleventh birthday, singin' poems with you
[和訳]
家族と向き合おうとせずにそれを壊してしまおうとしたんだ
君に予定を教えたり、「アナと雪の女王」を一緒にみたりするべきだったのに
誕生日には一緒に詩でも歌ってあげるべきだったのに
Instead, he be in Turks, payin' for sex and poppin' Percs, examples that you don't deserve
I wanna tell you that you're loved, you're brave, you're kind
You got a gift to change the world, and could change your father's mind
'Cause our children is the future, but he lives inside confusion
[和訳]
代わりに奴はトルコでセックスに金を払いヤクでハイになった、君にはそんなことふさわしくない
君は愛されていて、勇敢で、優しい子だってことを伝えたい
君は世界を、そして君の父さんの心持ちを変えられるかもしれない才能を持ってる
子供が未来を作るんだ、でも奴は混乱のなかで生きている
Money's always been illusion, but that's the life he's used to
His father prolly didn't claim him neither
History do repeats itself, sometimes it don't need a reason
But I would like to say it's not your fault that he's hidin' another child
[和訳]
お金なんていつも幻想にすぎないんだけど、それが奴が歩んできた人生なんだ
奴の父親も奴のこと気にも留めなかったんだろうな
歴史は往々にして繰り返すんだ、理由なんてないときもある
でも俺が言いたいのは、奴がまた子を隠してるのは君のせいなんかじゃないってことだ
[解説]
Drakeは若いころから俳優として活躍してきた過去がありますから、周りには常に十分な額のお金があったことでしょう。お金に気をとられて本当に大事なものに目が向かなくなってしまったようです。
以前の解説で触れたように、Drakeはずっと父親であるDennisが自分を放置してきたと主張してきました。彼はそれを同情と憐憫を集めるために利用しましたが、結局は自分も同様のことをしていました。Kendrickはそうした矛盾した態度に焦点をあて、baby girlが自分のせいだと思い込まないように助言を与えています。
Give him grace, this the reason I made 'Mr. Morale'
So our babies like you can cope later
Give you some confidence to go through somethin', it's hope later
[和訳]
奴に恵みを、それが俺が「Mr. Morale」を作った理由だ
そうすれば君のような子供たちにも対処ができるからさ
君に困難に耐え抜くための自信を与えてくれる、後で希望になるはずだよ
[解説]
Kendrickの最新アルバム"Mr. Morale & The Big Steppers"で、彼は自らの過去の行いを公開し、内省的な態度をとりました。そうした態度はDrakeにも影響を与え、彼を正しい方向に導いていけるかもしれません。
Morale & The Big SteppersMr. Morale & The Big Steppers
I never wanna hear you chase a man 'cause it's feral behavior
Sittin' in the club with sugar daddies for validation
You need to know that love is eternity and trumps all pain
[和訳]
君が男を追い回すようになるなんてことは聞きたくない、それは野蛮なことだから
確認のためにクラブでシュガーダディーと座ってさ、
君は愛は永遠のもので、どんな痛みも打ち倒すってことを知らなきゃいけない
[解説]
"it's feral behavior"の部分について:ここは歌詞サイトごとに表記にずれがあり、farther behaviorとなっていたりfell behaviorとなっていたりしましたが、一番自然なものにしておきました。
sugar daddyというのは、日本でいうならばパパ活の「パパ」と同義です。validation - つまり愛の確認のためにDrakeの娘が男を求めるようになることを危惧しています。
最後の部分は単純に隠し子に対して呼び掛けているように見えますが、興味深い事実が指摘されていましたので紹介したいと思います。
eternityjoy13というインスタグラムのアカウントは、Drakeの隠し子のものであるといわれています。彼女はこの曲がリリースされた日に12歳の誕生日を迎えており、"eleventh birthday"という部分とも辻褄が合うように思われます。
(あくまで噂の範疇を出ず、勘ぐりすぎの可能性もあるということを忠告しておきます。)
I'll tell you who your father is, just play this song when it rains
Yes, he's a hitmaker, songwriter, superstar, right
And a fuckin' deadbeat that should never say "more life"
Meet the Grahams
[和訳]
君の父親がどんなやつか教えてあげるよ、雨の日にこの曲をかければいいだけだ
そうさ、奴はヒットメーカーで作曲家でスーパースターさ、その通りだ
そして「もっと命を」なんて言えないようなクソネグレクト野郎でもあるんだ
Meet the Grahams
[Verse 4]
Dear Aubrey
I know you probably thinkin' I wanted to crash your party
But truthfully, I don't have a hatin' bone in my body
This supposed to be a good exhibition within the game
[和訳]
Aubreyへ、
俺がお前のパーティーをぶち壊したかったって思ってたんだろう、知ってるよ
でも実際はな、俺の中にヘイトの骨組みなんてないんだ
これはラップゲームの中でいいエキシビションにになるはずだったんだ
[解説]
ついに最終バースへと足を踏み入れることになりましたが、AubreyとはAubrey graham、つまりDrake本人のことです。
Kendrickはここまでに"like that", "euphoria", "6:16 in LA"と矢継ぎ早にレスポンスをしてきました。感情的に発声している部分も多く、Drakeは今回ばかりは本気で牙をむいてきていると感じたことでしょう。ですがここでKendrickはあくまでエキシビションマッチのような程度に留めておくつもりだったとしています。何が彼の考えを変えたのでしょうか。
But you fucked up the moment you called out my family's name
Why you had to stoop so low to discredit some decent people?
Guess integrity is lost when the metaphors doesn't reach you
And I like to understand 'cause your house was never a home
[和訳]
でも、お前が俺の家族の名前を出してめちゃくちゃにしたんだ
なんでまともな人々を傷つけるためにそんなに低くかがまなきゃいけなかったんだ?
比喩がお前に届かないから誠実さを失うことになるんだろうな
理解してあげたいよ、お前の家がhomeであったことは一度もないからな
[解説]
Drakeは"push ups"の中で、Kendrickの妻であるホイットニーの名前を出してしまいました。これがなければ、ビーフが終わり共に曲を制作する二人の姿もあったかもしれません。(おそらくないです)
低くかがむというのは関係のない人の名前を出してDissに絡めるという行為がいかに低俗かということを表していますね。Kendrickもこの曲でそれに対する応酬として同様の手法をとりましたが、少し胸が痛むところもあったのではないでしょうか。
そしてKendrickはDrakeがそうした不誠実なやり方をとるのは、彼が自分の比喩表現をすべて理解しきれず、それに対抗するにはそうせざるを得ないからだとしています。
また、そうしたやり方をとるDrakeに対してKendrickは同情を寄せているように感じられます。家族を引き合いに出せるのは、Drakeの家庭が常に"home"と呼べるものではなかったからだということを言っていますが、homeというのはhouseと違って心理的なつながりが感じられるような家というニュアンスを持っています。
Thirty-seven, but you showin' up as a seven-year-old
You got gamblin' problems, drinkin' problems, pill-poppin' and spendin' problems
Bad with money, whorehouse
Solicitin' women problems, therapy's a lovely start
[和訳]
37歳らしいがお前は17歳みたいに見える
お前はギャンブル、飲酒、薬物、そして浪費の問題も抱えてる
金と売春宿でよくないことをするんだろ
女性問題を追い求めてるんだ、セラピーはよい出発点になるぞ
[解説]
Drakeはまだ17歳であるかのように思慮のない行動を繰り返しているようです。そうした意味以外に、37歳であるのにもかかわらず未成年の女性に関心を持っていることにも触れていると思われます。
Kendrickは最新アルバムの中で自身がセラピーを受けていることを告白しました。Drakeもセラピーについて言及したことがあり、それについては好意的に受け止めているのかもしれません。
But I suggest some ayahuasca, strip the ego from the bottom
I try to empathize with you 'cause I know that you ain't been through nothin'
Crave entitlement, but wanna be liked so bad that it's puzzlin'
[和訳]
でも俺はアヤワスカをお勧めするよ、底からエゴを取り除くんだ
お前が何も経験してこなかったって知ってるから共感しようとはしてるよ
権利は欲しがるくせに悪ぶりたいって思うのは理解できないな
[解説]
"ayahuasca"は植物の葉と茎から作られ、ペルーからブラジルのアマゾン地域で使用される幻覚剤です。効果として「自己喪失感」があげられることが多く、(万物と一体になる、的なやつですかね?)Drakeの肥大したエゴを一度消し去ってしまうことをお勧めしていますネ。
DrakeとKendrickでは出自に大きく違いがあります。Drakeも病気の母を養うために俳優業に力を入れたという過去がありますが、生まれ育った町のトロントはKendrickのhoodであるコンプトンとは全く異なる様子を呈しています。まさに"m.a.a.d city"のコンプトンで育ったKendrickからすれば、Drakeに共感をよせることはなかなか難しいのかもしれません。
コンプトンで育ったのにも関わらず"good kid"としてのメンタリティを手に入れたKendrickにとっては、Drakeが成功していながらもなぜこんなに悪事に手を染めてしまうのかがわからないようです。
No dominance, let's recap moments when you didn't fit in
No secret handshakes with your friend
No cultural cachet to binge, just disrespectin' your mother
[和訳]
支配力もなく、周りになじめてなかった時のことを思い出してみよう
友達との秘密の握手もない
バカ騒ぎする文化の威信もない、ただ自分の母親を貶めるだけ
[解説]
Drakeは今こそhiphopカルチャーの商業的な中心に立っていますが、以前はそうでもなかったようで、学生時代はいじめをうけたこともあったそうです。
(secret handshakesはこういうのです)
bingeするカルチャーというのはブラックカルチャーのことで、Drakeはそこに混ざる権利を後天的に手に入れました。(アクセントを変えたり黒人の要素をアピールしたりしてね)そして今は自分の行いによって母親に恥ずかしい思いをさせているということです。
Identity's on the fence, don't know which family will love ya
The skin that you livin' in is compromised in personas
Can't channel your masculine even when standin' next to a woman
You a body shamer, you gon' hide them baby mamas, ain't ya?
[和訳]
お前のアイデンティティは柵の上にある、どの家族がお前を愛しているかもわからない
お前は自分がどんな存在であるかをペルソナで妥協している
女の隣にいるときでさえ男らしさを出してこれない
このボディシェイマーめ、赤ん坊の母親は隠すつもりなんだろ?違うか?
[解説]
「柵」と聞くと境界線が連想されますが、柵の上にあるということは二つの人種にまたがっている(しかもどっちつかずな態度をとる)ということですね。ユダヤ系の白人である母Sandiと黒人の父Dennisとどっちからより愛されていたんでしょうか。
"persona"は仮面という意味であり、ここではラッパーがよく使うalter egoという文化に言及しています。(EminemのSlim Shadyはかなりわかりやすい例ですね)
Drakeは最近"certified lover boy"や"anita max wynn"など様々なalter egoをとっかえひっかえしていて自分をそれで覆って生きている感は否めません。
(ちなみにanita max wynnはゲイっぽいということでミーム化しています(笑))
a womanというのは最近勢いのあるフィメールラッパーであるsexyy redのことだとされています。Drakeは彼女を"rightful wife"(正当な妻)だと述べており、相当近い関係にあることは間違いないようです。
(男らしい感じではないかもしれません)
body shamingというのは他人の容姿について悪く言うということです。(身体を恥じるということですから)Drakeはプラスサイズの女性が好きだということを様々な曲の中で告白してきましたが、彼女たちに子供ができてしまって表に出るという事態は恥ずかしいから避けたいという考えがあるのでしょう。Adonisの母親も元ポルノスターだという理由から公表を避けたと考えられていますしね。
You embarrassed of 'em, that's not right, that ain't how mama raised us
Take that mask off, I wanna see what's under them achievements
Why believe you? You never gave us nothin' to believe in
[和訳]
お前は彼女たちが恥ずかしいんだろ、それは正しくない、母親はそんな風に育てた覚えはないだろうな
仮面をとれよ、お前がやってのけたことの下に何があるのか見せてくれ
なんでお前を信じることがある?信じられるようなものなんてなかったのに
[解説]
"the mask"というのは先ほど言及されていたペルソナの意味でとることができますが、futureの代表曲である"Mask Off"ともかけていることは明確です。この曲はMetro Boominによって制作され、KendrickもRemixで参加した過去があり、このビーフの火蓋を切った"like that"と全く構図をとっています。
ここからはKendrickがDrakeに不信感を持っている部分を余すことなく追及することになります。
'Cause you lied about religious views, you lied about your surgery
You lied about your accent and your past tense, all is perjury
You lied about your ghostwriters, you lied about your crew members
They all pussy, you lied on 'em, I know they all got you in 'em
[和訳]
宗教観を嘘をつき、手術のことも嘘をつき
アクセントと過去形のことも嘘、全部偽証なんだ
ゴーストライターのことも嘘をつき、クルーのメンバーのことも嘘をついてる
皆シャバ僧だ、奴らにも嘘ついてるだろ、お前が奴らの中にいるってしってるぞ
[解説]
宗教観:Drakeは母親がユダヤ系白人であり、MVや歌詞の中でユダヤ教を用いた演出を行ったこともありました。しかし厳格な教徒であるはずもありません。
手術:だいぶ最初の方にBBLについての話をしましたが、Drakeは様々な美容整形を受けていてそれを隠しているとされています。
アクセント・過去形:Drakeはトロントで生まれ育ったため、もちろん母語はカナダ英語だと考えられますが、アメリカのカルチャーになじむためにアクセントや語彙を変えてしまったとされています。
ゴーストライター:これは言わずもがなですね。
クルーのメンバー:この部分は二つのとらえ方ができます。一つは、文字通りメンバーがpussyでDrakeがその中にいるということです。二つ目の意味が本筋だと思われるのでこれはただの比喩表現だと信じたいですね。(笑) もう一つは、pussyというのが弱虫、とか女々しいやつという意味合いをとっていて、Drakeのそういった一面がクルーにも内在しているという意味になります。
You lied about your son, you lied about your daughter, huh
You lied about them other kids that's out there hopin' that you come
You lied about the only artist that can offer you some help
Fuck a rap battle, this a long life battle with yourself
[和訳]
息子のことも、娘のことも嘘ついてるよな
お前が来ることを願って放置されてるほかの子供たちのこともな
お前に助け舟を出せるかもしれない唯一のアーティストのことも
これはラップバトルじゃない、自分自身との長い人生の戦いなんだ
[解説]
"other kids"というのはAdonisと隠し子の娘のほかに存在するかもしれない隠し子のことでしょう。Drakeは様々な女性と関係を持っているといままでのKendrickの主張からもわかるので、いてもおかしくないですよね。
"the only artist"というのが誰であるかというのには議論がありますが、主に二つの派閥がありました。Drake本人だとする説とKendrickのことだとする説です。"euphoria"で、Kendrickは"But don't tell no lie about me and I won't tell truth about you"(俺についての嘘を言わないなら、お前の真実も言わないでおくよ)と述べていたので、後者の線も大いにありえますし、セラピーに言及したところからDrakeが自分を変えていくことを期待していたようにも思えます。あなたはどう思いますか?
[終わりに]
この解説と一緒に見たら面白いと思うリアクション動画を紹介しておきます。
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