【和訳・解説】Hello - Oasis | (What's The Story) Morning Glory ?
- meteo bloomin
- 2024年10月27日
- 読了時間: 4分

Oasisのアルバム2作目であり、かつ最高峰の賛辞を受けた本作の中から、トラック1を解説していきます。
このアルバムのリリースが彼らの音楽人生にとてつもなく左右したとも言えるくらいの代表作となっています。
タイトルは「やあ」という意味ですが、このアルバムのトップバッターであるからこそ、挨拶代わりみたいな雰囲気がとてもかっこいいです。
※geniusを参考しています。
→Oasisの和訳はこちらから。
[Intro]
(解説)
本曲の冒頭は、Oasisの代表曲であり、かつ本アルバムのトラック3にも収録されている " Wonderwall "から抜粋されています。
[Verse 1]
I don't feel as if I know you
お前はほんと掴めないやつだよな
You take up all my time
俺の全ての時間を捧げても
The days are long and the nights will throw you away
昼間は長く夜中は憂鬱な気分になるんだ
'Cause the sun don't shine
だって太陽が輝かないからな
(解説)

特に90年代においてNoelはバンドから孤立状態にあり、Noel自身はすごく繊細なアーティストであるに対して、他のメンバーたちは音楽について快楽的な考えを持っていたこともあって彼らの考えを理解するのにかなりの時間を費やしたのであろう心境がここでは吐露されています。
[Pre-Chorus] ※
Nobody ever mentions the weather
周りは誰もしょうもない話なんてしないんだ
Can make or break your day
そんなことだって日常を左右するかもしれないのに
Nobody ever seems to remember
誰も考えているようには思えないんだ
Life is a game we play
人生ってのはゲームみたいなものだってことを
(解説)

「天気について話す」というのは、意味のない世間話を婉曲的に表現することがあるそうです。ただ、Noelはここで書いているように、天気というものは自分たちではどうもできないものだという捉え方を示し、そういったものが人生を左右する可能性だってあるんだというメッセージを伝えてくれてる気がします。
[Chorus]
We live in the shadows and we
俺たちは暗い影の中で暮らしてて
Had the chance and threw it away
チャンスを掴んでもまたそれを逃してしまうんだ
And it's never gonna be the same
終わってしまったからには仕方がないよ
'Cause the years are falling by like the rain
だって年月は雨のようにどんどん降り落ちてくるからな
It's never gonna be the same (The same)
終わってしまったからには仕方がないんだ(仕方ないんだ)
Till the life I knew comes to my house and says hello
俺のかつての人生が訪ねてきて俺に挨拶するまではな
(解説)

1、2行目は、Oasisがアメリカのウィスキー・ア・ゴーゴーでライブした時のことについての言及だと思われます。彼らはライブの前に非常に強い覚醒剤を使用してしまい、ライブ自体が台無しになるほどの失態を犯してしまいました。アメリカではまだまだ彼らの知名度が低かったために、せっかく掴んだチャンスを逃してしまったという当時の心境を表しているのでしょう。
[Verse 2]
There ain't no sense in feelin' lonely
孤独に感じることに意味なんてないんだ
You got no faith in you
それは自分に自信を持ってないってことだからな
But I've got a feeling you still owe me
でも俺もお前のもってる気持ちが芽生えてきたんだ
So wipe the shit from your shoes
だからこのクソな感情をお前の靴で蹴り払ってくれ
(解説)
Noelが当時長く付き合っていた彼女と別れてしまった心境をここで述べているように思えます。
[Pre-Chorus] ※繰り返し
[Chorus]
We live in the shadows and we
俺たちは暗い影の中で暮らしてて
Had the chance and threw it away
チャンスを掴んでもまたそれを逃してしまうんだ
And it's never gonna be the same (The same)
終わってしまったからには仕方がないよ(仕方ないよ)
'Cause the years are falling by like the rain
だって年月は雨のようにどんどん降り落ちてくるからな
It's never gonna be the same (The same)
終わってしまったからには仕方がないんだ(仕方ないんだ)
'Till the life I knew comes to my house and says
俺のかつての人生が訪ねてきて俺に挨拶するまではな
[Outro]
Hello, hello (Said it's good to be back, it's good to be back)
やあ、帰ってきたよ(おかえり、よく戻ってきたな)
Hello, hello (Said it's good to be back, it's good to be back)
やあ、帰ってきたよ(おかえり、よく戻ってきたな)
Hello, hello (Said it's good to be back, it's good to be back)
やあ、帰ってきたよ(おかえり、よく戻ってきたな)
Hello, hello, hello
やあ、帰ってきたよ、ただいま
(解説)
ここでは、" Gary Glitter "の " Hello, Hello I'm Back Again "が採用されています。
(Gary Glitterはブリットポップに影響を残した人物でもあります。)
【おわりに】
いつも閲覧ありがとうございます!
再結成ツアーにおいて、この曲は外せないですし、なんなら1曲目であってほしいなと思うのは私だけではないはずだと思います。
彼らのこれからの動向に注目していきましょう!
→Oasisの和訳はこちらから。

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