【和訳・解説】Some Might Say - Oasis | (What's The Story) Morning Glory ?
- meteo bloomin
- 2024年12月5日
- 読了時間: 5分

(What's The Story) Morning Glory ?から、1つインスト曲を挟んで、トラック7を解説していきます。Oasisの代表曲の一角を担うであろうこの曲は、初期のライブではお決まりでしたし、再結成ライブで披露するのかが注目ですよね、。終わりの部分でのLiamとNoelの掛け合いも個人的に大好きです。
タイトルは「そう言うヤツがいる」という意味です。
※geniusを参考しています。
→Oasisの和訳はこちらから。
[Verse 1]
Some might say that sunshine follows thunder
雷のあとには晴れが訪れるみたいだからさ
Go and tell it to the man who cannot shine
輝きがないヤツらのもとへ伝えてやってくれよ
Some might say that we should never ponder
俺たちはもう深く考え込まない方がいいみたいだけど
On our thoughts today 'cause they hold sway over time
あいつらが自由を奪うからだって俺たちは思うんだよ
(解説)

「雷のあとには晴れが訪れる」という歌詞は、雷のようにどんな悪いことでも後には晴れのように良いことが待ってるという意味を含めているのですが、これが通用するのは当時の上流階級のような人たちだけで、Noelもそうですがそうでない階級の人たちみたいにずっと雷のような状況の人たちには到底通用しない話だとして、Noel自身も否定をしています。
[Pre-Chorus] ※
Some might say we will find a brighter day
俺たちにはもっと輝かしい日々が訪れるって言うヤツがいる
Some might say we will find a brighter day, yeah
もっと素晴らしい日々が待ってるって言う連中もいるんだ
(解説)

NoelやLiamが子供時代を過ごした70・80年代において、イギリスの下流階級の人たちの生活は厳しいものを強いられていた側面があり、いわば乞食的な生活を送っていたそうです。このように暗く沈んだ現状から抜け出せないかと、もがいていた当時のことをここでは歌っています。
[Chorus]
'Cause I've been standin' at the station
だって俺は駅のホームで立ち尽くしてる
In need of education in the rain
雨のなか学びを受けにいくために
You made no preparation
お前は何の準備もしていないんだ
For my reputation once again
失った名声とやらを取り戻すための
The sink is full of fishes
シンクは魚いっぱいで溢れちまってる
She's got dirty dishes on the brain
彼女の頭も汚れてしまったみたいだ
It was overflowing gently
もうお腹いっぱいになっちまった
But it's all elementary my friend
でも最初はこれと付き合っていくしかないわけさ
(解説)
・知識に乏しく、資金力も小さい労働階級の人たちは自分たちの車を持つお金がないために、学校へは電車か地下鉄を使っての通学が主流でした。Noelも学校生活を過ごしていたわけですが、成長していくにつれてNoelは学校へ行くことが少なっていきました。ちょうどその頃、彼の母が学校給食の調理師となっていたために、毎日彼の出席を母が確認していたそうです。
・労働階級に属するNoelにとって、学校へ通い、知識を深めていくことは彼に用意された出世のための唯一の手段でした。にもかかわらず学校へあまり通わなくなった彼の状態を3、4行目で表されていると考えます。
・LiamとNoelの母親である " Peggy "は、夫から離れて暮らすことを決意し、三人の子供を女手一つで育てることを選びました。そのために昔の家のシンクを掃除する人はもういないという意味合いが込められていると考えられます。また、三人の子供の世話をするということにもなると、必然的に母親としての役目の多さは計り知れず、次第に精神的にもキツくなっていた様子も後段で表していると思われます。
[Guitar Solo]
[Verse 2]
Some might say they don't believe in Heaven
天国なんて信じないってヤツがいるけど
Go and tell it to the man who lives in Hell
それを地獄に住んでる連中へ伝えてやってくれよ
Some might say you get what you've been given
自分の行いは返ってくるって言うヤツがいるけど
If you don't get yours I won't get mine as well
お前に返ってきてないのなら俺もそのはずだろ
[Pre-Chorus] ※繰り返し
[Chorus]
'Cause I've been standin' at the station
だって俺は駅のホームで立ち尽くしてる
In need of education in the rain
雨のなか学びを受けにいくために
You made no preparation
お前は何の準備もしていないんだ
For my reputation once again
失った名声とやらを取り戻すために
The sink is full of fishes
シンクは魚いっぱいで溢れちまってる
She's got dirty dishes on the brain
彼女の頭も汚れてしまったみたいだ
And my dog's been itchin'
そしてウチの犬はずっと体を掻いてる
Itchin' in the kitchen once again
キッチンで何度も体を掻いてるんだ
[Outro]
Some might say (Some might say)
誰かがそう言ってるんだ(そう言ってるんだ)
Some might say (Some might say)
誰かがそう言ってるんだ(そう言ってるんだ)
You know what some might say (Yeah) (You know what some might say)
ヤツらがそう言うのが聞こえるだろ(聞こえるだろ)
You know what some might say (Yeah) (You know what some might say)
そう言ってるのが聞こえるだろ(聞こえるだろ)
You know what some might say (Yeah) (You know what some might say)
ヤツらがそう言うのが聞こえるだろ(聞こえるだろ)
You know what some might say (Yeah) (You know what some might say)
そう言ってるのが聞こえるだろ(聞こえるだろ)
You know what some might say (Might say, might say, might say, might say) (You know what some might say)
ヤツらがそう言うのが聞こえるだろ(聞こえるだろ)
You know what some might say (Might say, might say, might say) (You know what some might say)
そう言ってるのが聞こえるだろ(そう言ってんだ)(聞こえるだろ)
You know what some might say (Yeah) (You know what some might say)
ヤツらがそう言うのが聞こえるだろ(聞こえるだろ)
You know what some might say (Yeah) (You know what some might say)
そう言ってるのが聞こえるだろ(聞こえるだろ)
(Woo!)
【おわりに】
いつも閲覧ありがとうございます!
この曲は、1995年にアルバムのシングルカットとして先行発売され、Oasisのキャリア初となるUKチャート1位という記録を収めた重要な作品です。彼らの生い立ちならではの経験が映し出された本曲は今でもファンの多くから親しまれています。再結成ライブでのセトリ入りをぜひ期待しましょう!
→Oasisの和訳はこちらから。
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