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【和訳・解説】The Masterplan - Oasis | The Masterplan

更新日:2024年10月17日




The Masterplan収録の14曲目の本曲を解説していきます。

この曲は1998年に書かれ、WonderwallのB面としてリリースされました。

Noelのソングメイカーとしての才能がとても評価される一曲ともなっています。


タイトルは「総合計画」という意味です。


            ※geniusを参考しています。




→Oasisの他の和訳はこちらから。



[Intro]


Get on with it, go on

さあ始めよう、いくぞ


Get the count in

そこで入ってくれ


Where is it?

どこだよ


One

1


There it is

ああそういうことか


Two, three, four!

2、3、4!


[Verse 1]


Take the time to make some sense

時間をかけて理解してみるんだ


Of what you want to say

自分が何を言いたいのかを


And cast your words away upon the waves

そして感じたことを波に放り投げる


And sail them home with acquiesce

そしたら沈黙のままそいつらを家まで送ってやるんだ


On a ship of hope today

今日の希望の船に乗せて


And as they land upon the shore

そして岸まで上がったら


Tell them not to fear no more

もう怖がる必要はないと伝えてやるんだ


Say it loud and sing it proud today

そして今日こそは声をあげて誇り高く歌いあげてやれ




(解説)

歌詞の中の "acquiesce" という単語は、同じくThe Masterplanに収録されている最初の曲である、"acquiesce" に言及していると思われます。




[Chorus]


And then dance if you wanna dance

踊りたきゃ踊ったっていいんだ


Please brother take a chance

兄弟たちよチャンスを掴みとれ


You know they're gonna go

みんな歩みを進めていくんだ


Which way they wanna go

自分が望んでいた道へと


All we know is that we don't

俺たちは知る術なんてないんだよ


Know how it's gonna be

人生がどうなるかなんて


Please brother let it be

兄弟たちよあるがままに


Life on the other hand

人生は一方で


Won't make us understand

俺らに語りかけたりはしない


We're all part of a masterplan

結局俺たちはそれぞれが進むべき道へと案内されてるわけだ


Say it loud and sing it proud today

今日こそは声をあげて誇り高く歌いあげてやるんだ




(解説)

Noelのインタビューでの発言によると、サビの部分では人々が歳を重ねていくことに対する一種の恐怖心のようなものを歌っていると明かしています。




[Verse 2]


I'm not saying right is wrong

俺は天邪鬼なんかじゃない


It's up to us to make

やっぱり俺たち次第なんだよ


The best of all the things that come our way

人生に訪れる幸せを生み出せるかどうかは


'Cause everything that's been has passed

全てが過ぎ去っていったいま


The answer's in the looking glass

答えは鏡に映る自分にあるんだ


There's four and twenty million doors

数え切れないほどの選択肢が用意されてる


On life's endless corridor

人生という終わりなき一本道に


Say it loud and sing it proud and they

今日こそは声をあげて誇り高く歌いあげてやるんだ




(解説)

looking glassという単語がありますが、この部分は二つのことについて言及していると思われております。


一つ目は、The La'sというバンドのあるアルバムの最後の曲に、"Looking Glass"という曲が収録されており、Noelはこの曲がそのアルバムの中で一番のお気に入りであると述べているために、何かしらの意図があるものと思われます。 




二つ目は、The Beatlesの未発表のインスト曲に "Looking Glass"という曲があり、Noelはビートルズにかなり憧れを抱いていたということもあって、何かしらの意図があってもおかしくはないです。


また、6行目・7行目の歌詞については、もともとこの曲はOasisが日本に滞在していたときに書かれたのですが、当時宿泊していたホテルに数多くの客室と非常に長く続く廊下があるのをみて、このラインを思いついたのではないかと言われています。

日本人としてはかなり嬉しい事実ですね。






[Chorus]


Will dance if they wanna dance

踊りたきゃ踊れるんだよ


Please brother take a chance

兄弟たちよチャンスを掴みとれ


You know they're gonna go

みんな歩みを進めていくんだ


Which way they wanna go

自分が望んでいた道へと


All we know is that we don't

俺たちは知る術なんてないんだよ


Know how it's gonna be

人生がどうなるかなんて


Please brother let it be

兄弟たちよあるがままに


Life on the other hand

人生は一方で


Won't make you understand

俺らに語りかけたりはしない


We're all part of a masterplan

結局俺たちはそれぞれが進むべき道へと案内されてるわけだ



【おわりに】

いつも閲覧ありがとうございます!


この曲は、WonderwallのB面としてリリースされましたが、まずこの2曲が一緒にリリースされるってとても贅沢ですよね、。Noelもカップリングにしたことを後悔するほどこの曲を最高傑作の一つと自身で評しており、かつファンからの人気もまだまだ高いままです。


また、Oasisが東京での日本公演を2025年に行うことが決まりつつあるということで、私たちもますます期待が高まっていくばかりです!


→Oasisの他の和訳はこちらから。




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