【和訳・解説】The Masterplan - Oasis | The Masterplan
- meteo bloomin
- 2024年9月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年10月17日

The Masterplan収録の14曲目の本曲を解説していきます。
この曲は1998年に書かれ、WonderwallのB面としてリリースされました。
Noelのソングメイカーとしての才能がとても評価される一曲ともなっています。
タイトルは「総合計画」という意味です。
※geniusを参考しています。
→Oasisの他の和訳はこちらから。
[Intro]
Get on with it, go on
さあ始めよう、いくぞ
Get the count in
そこで入ってくれ
Where is it?
どこだよ
One
1
There it is
ああそういうことか
Two, three, four!
2、3、4!
[Verse 1]
Take the time to make some sense
時間をかけて理解してみるんだ
Of what you want to say
自分が何を言いたいのかを
And cast your words away upon the waves
そして感じたことを波に放り投げる
And sail them home with acquiesce
そしたら沈黙のままそいつらを家まで送ってやるんだ
On a ship of hope today
今日の希望の船に乗せて
And as they land upon the shore
そして岸まで上がったら
Tell them not to fear no more
もう怖がる必要はないと伝えてやるんだ
Say it loud and sing it proud today
そして今日こそは声をあげて誇り高く歌いあげてやれ
(解説)
歌詞の中の "acquiesce" という単語は、同じくThe Masterplanに収録されている最初の曲である、"acquiesce" に言及していると思われます。
[Chorus]
And then dance if you wanna dance
踊りたきゃ踊ったっていいんだ
Please brother take a chance
兄弟たちよチャンスを掴みとれ
You know they're gonna go
みんな歩みを進めていくんだ
Which way they wanna go
自分が望んでいた道へと
All we know is that we don't
俺たちは知る術なんてないんだよ
Know how it's gonna be
人生がどうなるかなんて
Please brother let it be
兄弟たちよあるがままに
Life on the other hand
人生は一方で
Won't make us understand
俺らに語りかけたりはしない
We're all part of a masterplan
結局俺たちはそれぞれが進むべき道へと案内されてるわけだ
Say it loud and sing it proud today
今日こそは声をあげて誇り高く歌いあげてやるんだ
(解説)
Noelのインタビューでの発言によると、サビの部分では人々が歳を重ねていくことに対する一種の恐怖心のようなものを歌っていると明かしています。
[Verse 2]
I'm not saying right is wrong
俺は天邪鬼なんかじゃない
It's up to us to make
やっぱり俺たち次第なんだよ
The best of all the things that come our way
人生に訪れる幸せを生み出せるかどうかは
'Cause everything that's been has passed
全てが過ぎ去っていったいま
The answer's in the looking glass
答えは鏡に映る自分にあるんだ
There's four and twenty million doors
数え切れないほどの選択肢が用意されてる
On life's endless corridor
人生という終わりなき一本道に
Say it loud and sing it proud and they
今日こそは声をあげて誇り高く歌いあげてやるんだ
(解説)
looking glassという単語がありますが、この部分は二つのことについて言及していると思われております。
一つ目は、The La'sというバンドのあるアルバムの最後の曲に、"Looking Glass"という曲が収録されており、Noelはこの曲がそのアルバムの中で一番のお気に入りであると述べているために、何かしらの意図があるものと思われます。
二つ目は、The Beatlesの未発表のインスト曲に "Looking Glass"という曲があり、Noelはビートルズにかなり憧れを抱いていたということもあって、何かしらの意図があってもおかしくはないです。
また、6行目・7行目の歌詞については、もともとこの曲はOasisが日本に滞在していたときに書かれたのですが、当時宿泊していたホテルに数多くの客室と非常に長く続く廊下があるのをみて、このラインを思いついたのではないかと言われています。
日本人としてはかなり嬉しい事実ですね。
[Chorus]
Will dance if they wanna dance
踊りたきゃ踊れるんだよ
Please brother take a chance
兄弟たちよチャンスを掴みとれ
You know they're gonna go
みんな歩みを進めていくんだ
Which way they wanna go
自分が望んでいた道へと
All we know is that we don't
俺たちは知る術なんてないんだよ
Know how it's gonna be
人生がどうなるかなんて
Please brother let it be
兄弟たちよあるがままに
Life on the other hand
人生は一方で
Won't make you understand
俺らに語りかけたりはしない
We're all part of a masterplan
結局俺たちはそれぞれが進むべき道へと案内されてるわけだ
【おわりに】
いつも閲覧ありがとうございます!
この曲は、WonderwallのB面としてリリースされましたが、まずこの2曲が一緒にリリースされるってとても贅沢ですよね、。Noelもカップリングにしたことを後悔するほどこの曲を最高傑作の一つと自身で評しており、かつファンからの人気もまだまだ高いままです。
また、Oasisが東京での日本公演を2025年に行うことが決まりつつあるということで、私たちもますます期待が高まっていくばかりです!
→Oasisの他の和訳はこちらから。
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